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「一人も見捨てない」ことが大事な学びあい

2016年に答申で明確に打ち出された後は、翌年以降には実施向けて動く流れは変わりません。アクティブラーニングに対応していくしかありません。

一部では実践している学校もありますが、まだまだこれからという学校も多いです。若い先生は意識があっても、これまでやってきたことを早々に変えられない教師もいると思います。ただ、これからの学習スタイルは、生徒参加型の学習スタイルに変えていかなければなりません。

中央教育審議会答申で明確された「新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて」の中で、生徒たちの育てるべき能力を明示しています。

・ 知識や技能を活用して複雑な事柄を問題として理解し、答えのない問題に解を見出していくための批判的、合理的な思考力をはじめとする認知的能力
・ 人間としての自らの責務を果たし、他者に配慮しながらチームワークやリーダーシップを発揮して社会的責任を担いうる、倫理的、社会的能力
・ 総合的かつ持続的な学修経験に基づく創造力と構想力
・ 想定外の困難に際して的確な判断をするための基盤となる教養、知識、経験
【参考】新たな未来を築くための大学教育の質的転換に向けて(答申)

これらは、子供たちが、これから大人になり、世界に対して仕事をしていく人材としては基礎になる必要な能力です。

これらの能力を培うには、常にチャレンジと失敗の繰り返しになります。生徒たちに、チャレンジと失敗を教師の前で経験させるのです。そこに「学びあい」が生まれ、自発的に学習するスタイルに切り替わっていきます。一朝一夕で出来ることではありませんから、常に一緒に取り組んでいくことが大事なわけです。

ここで、学びあう場で大事にすることは、「一人も見捨てない」ことを重要視することです。授業中、話しあったり、歩き回ったり、ほかの人に教えてもらったり、教えたりするのは、まったく問題ありません。むしろ、そういう風にして、みんなで1つの問題を解くことが大事だとに認識させます。

そうすることで、コミュニケーション能力をはぐくみながら、助け合いの心も養えるでしょう。「一人も見捨てない」ことが大事なのです。

全員が課題を解決できることを目標にしますが、答えは1つである必要はありません。全員で解決することが大事であり、また、そこに至るまでに過程を学びあいながら問題解決に至ることも大事だと考えます。

そこが子供たちに伝わると、確実に成果や結果に変化が生じてくると言われています。

 

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