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ゆとり教育の結果

ゆとり教育を改めて調べてみると、

1989年に文部科学省が教育課程の改訂を発表。これまで、知識重視型の教育方針を詰め込み型な教育として学習時間を減らし、経験重視型の教育方針を持ってゆとりある学校を目指しました。

当時の教育方針の改訂をした理由としては、過度の詰め込み教育が、受験戦争を生み、いじめ、不登校、少年非行を誘発しているのではと批判を受けたことが発端となります。

そのため偏差値重視の教育を廃止し、ゆとりある教育を目指していこう、そして生きる力を養っていこうという趣旨のもの実施に至るのです。
ただ、生徒の学力が、国際的にどの程度のポジショニングになるのかを測る基準に、OECD(経済協力開発機構)によるPISA(学習到達度調査)があります。

それによると、義務教育終了後の15歳の生徒を対象に、数学的リテラシー、読解力、科学的リテラシーなどを調べると、2000年の調査では日本は、32か国中、数学的リテラシーはトップ。読解力は8位。科学的リテラシーは2位という好成績でした。

 

ところが、2003年には科学的リテラシーはトップだったものの、数学的リテラシーは6位。読解力は14位に下落。2006年には科学的リテラシーは6位。数学的リテラシーは10位。読解力は15位と、どんどん順位を落としています。

 

この1回目の調査と2回目の調査の間に行われたのが「ゆとり教育」だったのです。

※PISA調査は2000年以降、3年ごとに調査をしています。

 

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